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音キチ大集合
Live at Don-Pal Vol. 2 (2005)

このイベントは中仙町の町民会館、通称ドンパルのリハーサルスタジオを練習場所とするバンドが集まり
合同でライブを行うイベントです。
もちろん、出演者はすべてアマチュアですが、ドンパルのすばらしい機材とスタッフにより
プロさながらのステージを繰り広げています。

2005年 2月 20日、雪の多い冬のまっただ中、中仙町町民会館で開催された
『 Live at Don-Pal Vol. 2 』
Vol. 2 というだけに、今回2回目の開催になるが
わがベイシーストリートオーケストラは今回が初めての参加である。

というのも、このイベントドンパルのリハーサルスタジオを利用しているバンドの
合同ライブだからだ
前回のライブではここを練習場所としていたような気もするが
このイベントに気が付かなかったのか?
もっとも、気が付いたとしてもライブをやれるような状態でなかったかも知れない

ということで、初参加となったが、いや〜〜〜〜〜、すごい!
小生が感心しているのは、実は設備についてだが
ほんと、プロのようなかっこいいステージなのである
「ドンパルの設備があればこそ」といえなくもないが
それよりも、裏で苦労してくださったスタッフの方々のおかげであろう
本当にご苦労様 そしてどうもありがとう

スタッフはすべて素人である
出演するバンドのメンバーが、スタッフを掛け持ちする
すなわち、完全に出演バンドの自主運営という形でライブが行われるわけだ
何日も前からドンパルスタッフの教育をみっちり受け
照明、音響、その他すべてこのメンバーでがんばった
ただ申し訳ないことにわがベイシーストリートオーケストラのメンバーは
この講習会に参加することができずに、演奏参加のみとなってしまいました

同時出演のみなさん、申し訳ございません
それと、そんな私たちを受け入れてくださいまして
どうもありがとうございました

さて、13:00きっかりに山手氏と後藤氏の軽妙なMCで始まったライブ、
出演バンドは

1.Go Go ブラザーズ
2.ごとうばんど
3.Romeo
4.Basie Street Orchestra
5.山手昌行
6.DAZE
7.MARIA
の7バンドである ポップスあり、ロックあり、フォークあり、ジャズあり、ハードロックあり 本当に内容の濃いものでしたが、残念なのは人の入り・・・ これだけのステージ、あまりにももったいない もっと人が集まって欲しいと思った もし、次回出演できるのであれば チケット売りもっとがんばろう ごらんになったみなさん 本当にすばらしいステージです いろんなジャンルを満喫できるそういうオールラウンドの音楽好きもOK! このバンドのステージを見たいという追っかけもOK! とにかく一度鑑賞されることをおすすめします。 次回は11月に行われるということでした ちらし

1.Go Go ブラザーズ
5月 1日に『サウズ・ブロウ』に改名して活躍中の Go Go ブラザーズ、オープニングでMCをつとめた山手氏とその弟のバンドである。ただ、今回リードヴォーカル兼ギターの山手氏はソロで出演するということで、欠席その代わりドラムにMARIさん、ヴォーカルにYUKIさんを加えてのライブだった。ヴォーカル+キーボード+シンセサイザー+ベース+ドラムの5人である。ポップス系ロックを中心としたバンドで、ほとんどオリジナルだが、レベッカの曲のコピーも含まれていた。このバンドのドラマーMARIさんは、この夏ご出産の予定で、妊娠3ヶ月での出演だった。安定期に入ったとはいえ、お大事に・・・。
2.ごとうばんど
オープニングMCにも登場した後藤氏のバンドである。普段ギター兼ヴォーカルの後藤氏をはじめ、ベースとドラムの3人で活動しているらしいが、今回はベースの娘とリードヴォーカルの後藤氏のふたりでの出演だった。フォークなのだろう。ちょっとニューミュージック寄りした感じのフォークだったが、しっとりと聞かせるバンドであった。1曲目ではベースの娘がソプラノサックスを吹くなど、初めてらしいが趣向を凝らしていた。
3.Romeo
う〜ん、ハードロックなのか、ヘビメタなのか、パンクロックなのか、小生にはこの手の音楽は区別がつかない。ギター+ベース+ドラムの3人だ。ヘビメタの熱いパワーを感じさせるステージだった。MCなしのストレートステージ、かっこいいステージだった。
4.Basie Street Orchestra
さて、いよいよわがベイシーストリートオーケストラ、12人と出演バンド中最多メンバーであるが、ビッグバンドとしては少ない。譜面台も未完成のため、通常の譜面台に名前を下げただけの臨時譜面台での出演であった。演奏も不十分で恥ずかしいのであるが、まだ結成2年ということもあり、今後ご期待ください。
1.White BOX
何かのデモ曲らしいが、かっこいい曲なのでビッグバンドアレンジしてみた。オープニングとして決まる曲・・・でも、ちょっと難しかったか・・・トランペットも高い音があったのできつそうだった。とりあえずは、ドラムソロからの入りはずれがなくてよかったものの、そのあとの導入部、バリトンサックスが半拍ずれてる。返しがなかったせいもあるが、ちゃんとあわせろよな・・・って、おれだぁ。(汗)
ソロ:Dr - 加藤
2.L-O-V-E
Nat King Cole が歌って有名であるが、缶コーヒーBOSS でも使われているので知っている人も多いはず。この曲を Basie スタイルにアレンジしたものである。イージースイングでノリやすい曲である。
ソロ:Tsax - 長澤、Pf - 菅沼
3.make IT real
make IT real は、平成19年に開催される「秋田わか杉国体」「秋田わか杉大会」のイメージソングである。そのイメージソングをジャズアレンジしたものだ。もともと、ジャズアレンジ版は存在しないのだが、国体のアクターズボランティアにベイシーストリートオーケストラが参加し、この曲を演奏することになったが、バンドの特長を生かしてジャズアレンジとした。国体開催までの2年間はことある毎にこの曲を演奏することになる。ただ、曲自体楽譜ができたばかりで、おまけにキーが難しくちょっとまとまりがないようである。
ソロ:Tb - 高橋、Pf - 菅沼
4.If We Hold on Together
Diana Ross が歌って大ヒットした曲であるが、ビッグバンドでリメークした。もともとは Crossover Generation のためにアレンジしたものである。静かなバラードであるが、これはバンドの負担が少ないせいか何とかなった。
ソロ:Vo - 佐藤、Pf - 菅沼
5.Fly Me to the Moon
新世紀エヴァンゲリオンのエンディングテーマとしても知られているし、宇多田ヒカルもカヴァーしている。フランクシナトラなどが歌っているが、そのときのバックはカウントベイシーである。アレンジはサミーネスティコなので、ベイシーの流れを汲んでいるはずだが、新しいアレンジなのかちょっと違った雰囲気になっている。結構あわせるのが難しく、特に出だしはめちゃくちゃであった。今後の課題は多そうだ。ヴォーカルに助けられたというところか・・・
ソロ:Vo - 佐藤
6.Mas Que Nada
Sergio Mendez & Brasil 66 のヒット曲。ブラジルといえばサンバ。そこからジャズサンバというボサノバが生まれた。なかなかノリのいいボサノバで再度ステージで演奏した。時間の関係上1コーラスのショートバージョン。
ソロ:なし
7.Switch in Time
最後の曲は、カウントベイシーの曲で Switch in Time だ。テンポが速くてなかなか大変であるが、バッキング送れたり早かったり情けないぞ!(うっ、またオレだ・・・)ラストの曲としてびしっと決めたいところであったが・・・どうだっただろう
ソロ:Tb - 高橋
5.山手昌行
Go Go ブラザーズの山手昌行さんがソロで登場だ。Live at Don-Pal の実行委員会の会長を務める山手氏。「翼をください」や「なごり雪」など懐かしいナンバーも披露し、しっとりした曲を聴かせてくれた。ソロといってもサイドギターとふたりだが、きれいな歌声にうっとりであった。曲の合間のトークも楽しく、よいステージだった。
6.DAZE
懐かしのロックバンド・・・といった感じのバンドだった。年代的に共感できる部分が多く、かといってちまたのベンチャーズバンドとは全く違っていた。おそらく、ほとんどおじさんたちであるとは思うが、かっこいいステージだった。メンバーはヴォーカル+ギター+ベース+ドラムの4人。
7.MARIA
ヴォーカルの女の子とギター2本+キーボード+ベース+ギターの5人。オリジナルを4曲ひっさげてのトリだ。ノリのいいいい曲が多かった。

出演者
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